デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り入れ方

DXを推進するためには、部門ごとの業務変革から取り組むことをおすすめします。

 

特に、総務、経理、人事などの管理部門や営業部門は、DXを取り入れることで大きなメリットを得られる部署です。

 

DX推進の第一歩として取り組むのに適しているでしょう。

 

  • 管理部署の場合

 

管理に関する部署では、ペーパーレス化、RPA、テレワークというような業務効率化手法を導入することでDXを取り入れることができます。

 

・ペーパーレス化

 

契約書や会議用資料をはじめとする紙の書類をPDFPowerPointなどのデジタルデータに切り替えていくペーパーレス化も、DXへの取り組みの第一歩といえます。

 

ペーパーレス化は、全社で一斉にスタートしなくても部署や業務からでも始めることができます。紙の書類をなくすことで無駄な管理業務が減りますし、テレワークとも相性が良くなるため、業務効率が高まっていきます。

 

紙書類をデジタル化してくれる、ペーパーレス化代行サービスもあります。

 

RPA

 

デスクワークの中のルーチン化している定型業務を、ロボットに任せてしまうRPAも簡単に導入できるDXです。

 

RPAを導入することで業務を効率化し、労働生産性を高められるほか、人材不足への対応などの効果を得られます。

 

ロボットで業務を自動化することで、ヒューマンエラーの防止につなげることもできます。

 

まずは最も成果につながりやすい部門にRPAを導入し、1部門で成果を生み出すことができたら、他部門あるいは会社全体へのRPA導入を考えていくと良いでしょう。

 

・テレワーク

 

セキュリティ対策を施したパソコンをインターネット回線で接続して、場所や時間を問わずに働けるテレワークを取り入れる企業が増えています。

 

人口が減る日本において、介護や子育てなどと仕事を両立することができ、通勤に必要な移動時間が節約できるテレワークを導入するメリットは大きいといえます。

 

ペーパーレス化やRPAと同様に、まずは一部の部署や業務からでもテレワークをスタートできます。

 

  • 営業部署の場合

 

営業部署では、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)、Web接客や自社Webサイトにチャットボットなどの業務効率化手法を活用することでDXを推進することができます。

 

SFACRM

 

それぞれの営業担当者の営業スキルや勘に頼って営業活動をおこなっているのであれば、SFACRMなどのシステムを導入することで大きな成果をあげられます。

 

SFAやCRMを活用することで営業以外の業務を楽にできるほか、売上を上げるのに最適な道筋へ導くことができます。

 

Web接客

 

Web接客とは、オンライン会議システムやチャットを活用して、Webサイトに訪れたお客様に対し、実店舗のスタッフと同じような営業や問い合わせ対応を行う接客方法です。

 

訪問営業の効果が出ていないというのであれば、取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

営業活動にオンライン会議ツールやメール、電話などを用いるインサイドセールス部隊の新設などもあわせて行うようにしましょう。

 

Webサイトにおけるチャットボットの利用

 

問い合わせ対応をコールセンターや個々の営業担当者だけに任せているのであれば、自社のWebサイトにチャットボットを取り入れてみましょう。

 

Web接客とも相性が良く、FAQ(よくある質問とその答え)ページに記載しておけば、チャットボットに誘導することで顧客満足へとつなげられます。

 

商材にもよりますが、チャットボットを取り入れることで販売につなげられる可能性もあります。

 

企業全体の売上向上と営業担当者の生産性向上、そしてコスト削減に貢献できる手法です。