DXにおけるRPAの活用例

RPAの活用事例について、3ステップのうちステップ1とステップ2の事例をご紹介します。

 

《ステップ1》IT利用による業務プロセスの強化

《ステップ2》クラウドやスマートフォンなどの先進技術を使ってもともとのコンピュータシステムを改善し、業務の置き換えをする段階

《ステップ3》業務のIT化からITが業務を担う状態へのシームレスな変換

 

  • ステップ1でのRPA活用事例

 

ある企業では、教室への入会申込書や月謝の引き落とし用紙の事務処理を手作業で行っていました。

これらを一つひとつ人の手で処理していたため、ミスがあったり、他の業務に手が回せなかったり、時間が足りないといった課題がありました。

そこで、業務の自動化を図るべくRPAの導入を検討します。

乱雑に書かれた氏名や住所などの人の文字を高い精度で読み取れるRPAを採用したことで、今まで8時間かかっていた作業が12時間に短縮されたそうです。

さらに、RPAのチェックボックスの読み取り機能を活用し、大幅な業務の効率化を実現。その結果、外部業務などの他の業務に割く時間を創出することができたといいます。

 

また、その他の事例としては、メールに添付して送られてくる商品情報を基幹システムにコピー&ペーストして移す作業を、RPAに行わせた事例があります。

さらに、今までFAXによる発注書の中身を手入力で「電子データ交換システム」に移していた行程を、RPAで自動化して業務の効率化に成功したという事例もあります。

 

このような定型で反復性のある業務をRPAに行わせることは、従業員がコア業務に集中するベースを構築し、生産性の向上に寄与しています。

 

  • ステップ2でのRPA活用事例

 

ステップ2の例としては、顧客情報の変更などの複雑な業務にRPAの自動化を導入することで、担当者の負担を軽減した事例があります。

 

問い合わせ内容の入力に1件あたり20分の時間を必要としていたところ、情報入力を自動化することで1分に短縮することができた事例や、同じ業務を行う担当者により処理時間がまちまちだった作業内容をロボットに任せることで、その差異を解消した事例もあります。

 

その他にも、計算などの事務処理を行うアプリケーションの操作をRPAによって自動化することで、複雑な計算工程を自動化し、ミスの軽減や人手不足の解消を実現します。