RPA導入における課題は未だ山積み!

メリットの多いRPAですが、導入には課題もあります。

ここでは3つの課題を挙げてみましょう。

 

  • 導入費用が高い

各社からさまざまなRPAツールが提供されていますが、端末のデスクトップで運用するタイプのものは年間で数十万円~数百万円、サーバーで運用する中央管理タイプのものでは数百万円~数千万円掛かります。

また、運用できない企業がサポートを依頼し、サポートで高額な費用が掛かるケースもあります。

 

しかし、安いのを求めて価格だけで選定してしまうと、必要な機能が備わっていない、サポートが受けられないといったこともあるので注意が必要です。

ツールの選択を誤ると業務の効率化どころかかえって効率低下になりかねません。

そして、一旦ツールを導入した後に「あちらのツールのほうが良かった」ということになれば、再度導入費用が掛かってしまいます。

 

このような事態を避けるためには、導入前に具体的のどのような業務にRPAを適用するのかを明確にし、慎重に選定を行うことが大切です。

 

  • 操作や設定が分からない

 

一言でRPAと言ってもさまざまな種類があり、構築するのにプログラミング言語を用いるものから、ユーザーがコマンドを選択してロボットを作成するだけで利用できるものまでいろいろあります。

 

 プログラミング言語を用いるものは、社員の誰もが操作できるものではなく、プログラミング能力を持った人しか使いこなせないものになってしまいます。

そのため、業務の多くを自動化している場合は、予期せぬエラーが発生した時の対応方法が分からずに業務が滞りかねません。

 

そのため、どのような場合でも操作や設定が分かるようにしておくことが大切です。

RPA製品の中には無料試用期間を設けているものもあるので、導入前に操作や設定の仕方を試してみて自社に合ったツールを選ぶと良いでしょう。

 

  • 機能を持て余す

 

RPAで自動化できる業務は多岐に渡ります。

メールの送受信、各種ファイルの入力・出力、ファイルの転送、WebブラウザによるWebページ操作、各種データベースの入力・出力、レポート・報告書の作成、労務管理など、人間が行っている作業の多くが自動化できます。

 

しかし、中にはRPAが持つ機能の多さのあまり、持て余して使いこなせないケースも多々見られます。

RPAを導入するにあたっては業務をどこまで自動化するかを明確にし、RPAで業務効率向上が見込めるものとそうでないものを棲み分けしておく必要があります。

それによって自社に適した機能を備えたRPAツールを選定することができます。