RPA導入後の定着力を高めるにはどうしたらよいか?

RPAの導入には、多少の知識が必要であり、導入するシステムの選び方にもコツがあります。

 

ここでは、RPAを導入する際によく起こる問題を紹介していきます。

 

  • ロボット作成に苦戦

RPAの運用を開始するには、最初に業務パターンをプログラミングする必要があります。

このプログラミングに苦戦する企業が多いように感じます。

高度なプログラミング技術は必要ありませんが、基本知識だけは抑えておいてください。

たとえば、ループ処理や変数の定義、条件分岐などを理解しているとスムーズにRPAを導入しやすいでしょう。

 

他にも、テスト時は動作していても、実際の業務環境で突然動作しなくなったり、動作エラーを起こすこともあるようです。

自動化する業務内容にもよりますが、RPAを動作させるパソコンには継続的に負荷がかかるため、RPAの推奨環境を確認したうえでツールを選ぶことをおすすめします。

 

  • 現場が求める機能がない

RPAは製品によって搭載されている機能が異なっており、自動化できる業務も異なります。

そのため、いざ導入してみても、現場が求める機能がないというケースも起こり得ます。

 

実際に日々の業務を回しているのは、現場のスタッフです。

経営層やRPAのベンダーが主体になって選ぶ場合、現場のニーズを把握しないまま導入してしまうと、RPAが現場で使えない・使われない、導入前よりも業務効率が落ちるなどの問題が発生してしまうことも多く見受けられます。

 

そのため、しっかりと現場が抱える課題や必要な機能をヒアリングし、導入するRPAを決める必要があります。

 

  • 費用対効果が合わない

RPAを新しく導入する場合、

パソコン1台単位で導入できるシステムなら年間数十万円から百数十万円ほどかかりますし、サーバー単位で導入する大規模なRPAであれば年間数百万円ほどの費用が発生することもあります。

よって、RPAを用いてコスト削減を図るには、自社の業務内容や解決したい課題に応じて、最適な製品を選ぶ必要があります。

 

実際に、高い費用を支払って高機能なRPAを導入しても、使い方が複雑などの理由から現場でうまく活用されないこともあるようです。

また、年間数十万で安いと感じて導入したら、サポートでそれ以上の費用がかかったという事例もあります。

RPA導入の際にはトータル費用で考えることが大切です。

 

まずは現場で必要な機能を明確にし、「機能」「費用」「使いやすさ」など、さまざまな視点からRPAを比較すべきでしょう。偏った視点でRPAを比較してしまうと、十分な費用対効果を見出せないことが多いため注意が必要です。