
RPAの導入によって企業が得られるメリットを具体的にお話しします。
- 業務生産性向上
RPAはロボットが業務を代行するため、24時間365日稼働し続けられます。
前もってRPAにパターンやルールを入力しておくことで、従業員の勤務時間外でも自動で業務を行ってくれるのです。
導入先の社長がこんなことを言っていました。
「ロボパットは、文句も言わず24時間365日働いたからと言って、辞めるって言わない」と。
パソコン上で稼働するRPAは常に一定の速度で業務を行えるので、手作業よりも早く、また一定の品質で継続的に日常業務を処理できることも特徴です。
適切な形でRPAを導入、運用することで、従業員は商談や企画会議といった売上に直結する業務に集中できるようになります。
- 人的コストの削減
RPA導入により企業が得られるメリットとして、人件費の削減が挙げられます。
仮に従業員の勤務時間を8時間とする場合、24時間稼働できるRPAは少なくとも従業員3人分に相当します。
近年では月間数万円のコストで運用できるRPAも提供されており、大きなコストの削減が見込めます。
人的コストを削減することができれば、その分を新たな商品・サービスへの投資や従業員に還元したりできるのです。
また、法定休日や体調不良などによって従業員数が少ない日でも、業務の一部をRPAが代行することで、行える業務量を継続的に底上げできます。
- ヒューマンエラー防止
RPAを導入すれば、人が業務を行うと起こり得る入力ミスといったヒューマンエラーを防止することができます。
前もって正しい業務ルールをRPAに設定しておく必要がありますが、RPAは常に一定の品質で業務を行うことができます。
特にデータ入力や在庫確認といったシンプルな反復作業は、人だとクオリティが安定しづらい部分がありますが、RPAであれば正確に作業を進めることが可能です。
RPAの導入によってヒューマンエラーを防止することで、業務水準の向上といったメリットが見込めるようになります。