
RPAは、経営側と実際に利用する現場側との温度差が生じた場合、期待している効果が発揮できないケースがあります。
経営側としては、業務の効率化を狙いRPAを導入します。
しかし、実際にRPAを利用するのは、経営側ではなく現場にいる従業員です。
現場側が期待するRPAの効果は、従業員が働きやすい環境が構築できるかどうかです。
そのため、両者が納得する効果を得るにはどのようにRPAを活用していくのか、慎重に考える必要があるでしょう。
両者にズレが生じた状態のままでは、望むような効果が得ることはできません。
また、経営側が主導で導入する場合、ツールを導入する目的を従業員に説明することも欠かさずに行いましょう。
なぜなら、業務をRPAに奪われると感じる従業員も少なからずいるからです。
経営陣は、RPAを導入する前に現場にヒアリングを行い、双方納得できる土壌を作っておくことが重要です。