RPA化に成功した、ある中小企業事例

「まだまだうちの規模では必要ない!」という発想では、労働力減少の荒波にのみ込まれてしまいます。

生き残るためには、10年先を見据えて、今こそチャレンジしてください。 

【夫婦2人とRPA(ロボパット)だけで4億円をあげる通販会社の事例】

・ルーティン作業を自動化し、午前中には定型業務が終わるように。

・24時間365日休まない“働きモノ”の導入で時間創出。

業種:衣料品、家具小売業

80 年以上もの歴史をもつ老舗企業です。

長崎県にて、衣料品と家具の販売をしています。

2009年には、ネットショップをオープン。

約15500点以上の品ぞろえと丁寧な顧客対応で人気を集め、株式会社Eストアーの「ネットショップ大賞」を受賞しました。

そんな会社がロボパットを使って自動化しているのは、ネットショツプ運営における定型業務。

ロボパットを導入して、どれほど業務が効率化されたのでしようか?

同社の3代目社長にお話を伺いました。

Qまず、ロボパットを導入した理由を教えてください。

定型業務を効率化するためです。

インターネット販売は薄利多売のビジネスなので、「人件費をはじめとした経費を減らす」という理由で従業員を雇っていません。

私と妻の二人で、日々の業務をこなしている状況です。

最初は問題なかったのですが、売り上げが伸びるにつれて手が回らなくなってしまいました。

電話対応に力を入れていて、寝る時間が削られるほど、対応に時間を取られていることも理由のひとつです。

ネットショツプのトップ画面には個人の携帯電話番号を大きく掲截しており、よく問い合わせの電話がかかってきまして。

夜中にくることもあり、時間問わず対応しています。

これを聞くと「電話ではなくメールにすればいいのでは」と思われるかもしれません。

しかし、ネットショツプは顔を合わせてコミュニケーションを取れない分、お客様に信用や安全を感じてもらう必要があります。

だから、お客様とのコミュニケーションとして、電話対応を大切にしていきたいんです。

日々の定型業務を効率化して、その分「電話での問い合わせ対応」にじっくりと時間を使いたい。そんな思いもあって、ロボパットを導入することに決めました。

Q夜中でも対応されるほど、電話でのコミュニケーションを大切にされているのですね。

ロボパットを使い、どのような業務を自動化しているのでしようか?

ロボパットで自動化させている業務は2つあります。

1つ目は、メーカーから来た在庫を、ネットショツプのシステムに1日3回アップロードする作業です。

この作業は、私が担当しています。

作業の時間は、8時・12時・16時。 在庫は約6万点あるので、手動で作業をしていたときは1回につき30分ほどかかっていました。

2つ目は、受注メールをチェックし、管理表に記帳したりシステムに転記したりする作業です。

この作業は、妻が担当しています。

1日約200通届くメールを仕分けし、メールに託祓されている内容から必要なデータだけを読み取るという流れです。 

昼夜問わずに届くメールを、ロボットが24時間常にチェックしてくれています。

在庫をシステムにアップロードする作業は、1日あたり1~2時間ほど削減されました。

現状、睡眠時間を削って仕事をしているので、自由に使える時間が2時間も増えるのはありがたいですね。

記帳や転記作業は、半日分の時間が削減されました。

以前は業務が1曰で終わらない日もありましたが、今はだいたい午前中には定型業務が終わっています。

Q半日も削減ですか!

かなり業務効率化できていますね。

ロボパットを使ってみて、時間削減以外で感じるメリットはありますか?

「ミスがなくなったこと」ですね。

手作業だと、どんなに注意を払っていても人的ミスが発生してしまいます。

管理表に入力する数字を1つでも間違えると、月末に数字を合わせる作業で丸2日ほどかかることもありました。

だから、数字が合わないときは、ヒヤヒヤしながら数字を確認していましたよ。

しかし現在は、ロボットがミスなく完璧に仕事をこなしてくれています。

「ミスしたらどうしよう」といった心配もなくなったので、精神的にもラクになり、ストレスがかからなくなりました。

あとは、「時間通りに作業をこなしてくれること」もメリットに感じています。

以前、自分で在庫をアップロードしていたときは、本来であれば1曰3回のところ、忙しすぎて朝の1回しかできないこともあって。

今は、ロボットが3回とも正確な時間に作業してくれています。

在庫のアップロードは、時間に縛られた作業なので、ロボットが肩代わりしてくれることで柔軟に動けるようになりました。

Qメリットを感じていただけてよかったです!導入のハードルはどうでしたか?

必要なのはパソコン1台だけだったので、導入ハードルは低かったです。

私は、日々の業務が忙しくて時間が取れなかったので、有償プランで担当の方にロボットを作ってもらいまして。

できあがったロボットを自分で使うときも、スムーズに始められました。

専門的な知識はもっていないのですが、自分で微調整をしたりエラー対応したりできましたね。調整をしてみた感覚だと、ほとんどの方は簡単に設定できると思います。

Q実際、ロボパットには高度な画像認識機能が入っており、プログラミングの知識がない方でも使っていただけるんです。

ただ、「ロボットを作る」という言葉のイメージから、ハードルが高いツールと思われることも多々ありまして・・・。

そんな方に私から伝えたいのが、まずは試してみたほうがいいということです。

自分で利用してみないと、「簡単さ」も「どんな業務が効率化できるか」もイメージが湧かないので。

私自身、ロボパットを使ってみて、自動化できる業務の幅広さに驚いています。

試しに使ってみると、「こんなことも自動化できるんだ」と発見がどんどん広がっていくのではないでしょうか。

Qうれしいお言葉、ありがとうございます!木下さんにとって、ロボパットはどのような存在でしょうか?

人を雇うよりも助かる存在です。

なぜなら、ロボットだから24時間365日休まずに働いてくれるし、社会保険に加入する必要もありませんから。

そもそも、どの会社も人手不足で採用するのも大変です。

無言で黙々と作業してくれる“働きモノ”のロボパット、導入して正解だったと感じています。

Q今後、ロボパットを使って自動化したい業務はありますか?

ネットショップを多店舗展開するにあたっての作業を、自動化していきたいです。

ネットショップが1店舗では売り上げが頭打ちになってしまうので、Amazonや楽天といったECモールにもショップをオープンさせたいと考えていまして。

新たにネットショップを展開するには、商品登録などの細かくて膨大な業務が発生するので、ロボパットで自動化したいと思います。